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2012年12月

2012年12月14日 (金)

ある日突然

 トワ・エ・モアの「ある日突然」と言えば、昭和の名曲のひとつである。ひょっとして今の世代の子達でも知ってたりして?

 先々週から、介護病院に居る母上のベッド脇のテレビをラジオに替えた。もうほとんど寝ている状態で画面を見ることもないし、むしろFM放送などで音楽を聴いてもらう方が良いのではないだろうかと思ったからである。iPodもつないで聴けるやつである。それ以前から面会に行ったときには、iPodに入れた懐メロやクラシックなどを聴かせていた。
 先日面会に行ったとき、何曲か目にその「ある日突然」が流れた。何とはなしに聴いていて「え!?」と驚いた。

 あ~る日とつぜん ふたりだま~るの~
 あ~んなにおしゃべり していたけれど~

で始まる曲である。今まで長いこと、この二行の歌詞しかちゃんと覚えていなかった。あとは聞き流していたのである。今回そのまま聴いていたら、友達づきあいだった男女がお互いを異性として意識しはじめ、今までのように軽口で言葉を出せなくなった心情を歌っていたのに気づいた。
 え~!そうだったんだ! 自分はずっと失恋ソングだと思っていた。恋人同士がある日突然口をきかなくなってしまった歌だと思っていたのだ。「愛しのエリー」の

 言葉につまるよじゃ 恋も終わりね

 と同じだと思っていたのだった;;;
ん~、まだまだ知らないことは多そうだ^^;;

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2012年12月 5日 (水)

日本イラストレーター協会年鑑掲載募集

日本イラストレーター協会年鑑の2013年版の掲載を募集しています。
非会員のイラストレーターの方でも掲載可能で、会員よりは若干高いですが、掲載できるスペースからすると、他所よりは圧倒的に安いです。しかもかなりの部数を業界内に配布します。

イラスト界では知名度も高い団体なので、自分の経験上も協会を通じて入ってきた仕事は多い方だと思います。

掲載ご希望の方はこちらから
http://jpn-illust.com/nenkan/youkou.html

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2012年12月 1日 (土)

当たり前の対応

Webサイトを二つ運営している。
メインのイラストサイトと、ペンギン解説サイトである。
どちらもメールフォームがあり、イラストサイトにはコンテンツにもある「レンタルギャラリー情報」への掲載依頼や仕事に関する連絡、ペンギンサイトの方は質問が多い。
先日も生物関係を勉強している学生からペンギンについて質問があり、丁寧に返信した。その後一切音沙汰はない。

こういうのは非常に多い。相手が単なる情報提供屋さんであっても、答えてもらったのなら簡単にでもお礼の返信はするでしょう。それがなんでもないごく普通の事だと思う。
今回に限らず本当に答えてもらってもそれっきりというのは多い。
レンタルギャラリー情報に掲載依頼があり、掲載したので確認してくださいというメールを送ってもそれっきりというのも、ホントーに多い。
忙しいだろうからすぐには見ていないかも知れないし、返信するのに時間がかかる場合もある。だから数週間は様子を見ている。それでも音沙汰がない場合は情報を削除している。いままでに2~30件は削除しているかと。
別にお礼を言って欲しいからではなく、そんな当たり前の対応もできないギャラリーは、当方で紹介する価値はないと思ってるからである。おそらくあちらは「あ、ちゃんと掲載された。オッケ~」で終わってるだろうから。

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病院のテレビをラジオに

 久々に母上ネタです。西武新宿線の新狭山駅にある介護病院へ入所して、もう2年半になる。最初の一年くらいは何とか形の上だけでの会話も少しはで きたが、今はたまに「エ~?・・」とか「ホントカィ・・・」という弱々しい反応があるのが珍しいくらい。こちらが誰であるかもほとんどわかっていない感じか。知っている人だというのはわかるようで、こちらの声や顔には他人よりも良く反応はする。

   

 さて、ベッドの脇には小さいテレビを置いていた。何か音や人の声が常にしている方が良いと思ったし、家では良くテレビを見ていたので。最 初の頃は好きだった水戸黄門などの安心してみられるドラマが夕方に再放送していたので良かったが、今や高齢者が見られるようなドラマは皆無。頭がハッキリ していないと内容もわからないドラマも多いし。しかももう半年以上も前から、母上は寝ていることが多い。面会に行ったときには無理矢理起こすのである ^^;

   

 ずっと前から、懐かしい曲や好きだったクラシックを聴いてもらうのは良いのではないかとは思っていた。それで数ヶ月前からiPodにつな いで簡易的に音楽を聴けるモノを買って試してみた。枕元に置けるもので音も良い。懐かしい歌謡曲なんかをかけると、音がするので反応するという事もある が、明らかにその曲を懐かしんでプレイヤーの方へ顔を向けたりもする。特に「上を向いて歩こう」や好きだったブルーコメッツなどで、一番良く反応したのは スパイダースの「夕焼け」だった^^;(聴いているというより「反応」と書くのも寂しいが)

   

 面会には毎週木曜日に行っている(連れ合いのサロンの定休日が月木なので)が、そのときだけそのように音楽を聴いてもらったりしている。 面会以外の日に、さすがに看護婦さんやワーカーさんにそこまではお願いできないし手も足りない。つまり普段は意味も無く(?)テレビをつけてもらっている だけ。もちろん全く画面には目を向けないし、何かわからない音が鳴っているだけだろう。

     今の病棟は古く、法律改正(詳細は略)に合わせて、すぐ隣に新しい建物も出来上がっている。来月には全移転する模様。現在は「狭山博愛病 院」という名称だが、新しい施設は「狭山博愛」になる(博愛といってもキリスト教系ではない)。病院ではなく施設になるのである(特養などでもない)。最 期までお世話になるのは変わらないが、一応新たに入所手続きはすることになっている。
        そんなタイミングも考え、もうテレビはやめてラジオを置こうかと考えた。大概の場合意識が混沌としてきても耳からの情報の方が良く入るのは知っていた。 ラジオなら映像に頼らないので言葉が多いし表現も豊か。それにFMなら音楽も多い。NHK-FMなら音楽も中高年以上が聴けるモノもたくさん流してくれる だろう。
        ということで、先週からラジオに変えた。うちで使っていなかったCD+FMラジオプレーヤーで、iPodもつなげる。ボタンがややこしいので、オンオフ のスイッチを目立つようにしてワーカーさんに朝晩のオンオフを頼むだけで済む。それでどれだけ本人には良いのかどうかはわからない。こういうのは本人より もこちらの満足である場合がほとんどだし。

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