黄金週間の一日
黄金週間の序盤の本日、新宿御苑と映画に行きますた。
さすがに御苑は人が多い。今まで何度も来ていて気づかなかったけど、新宿三丁目の入り口から入ってすぐ、東京タワーが真正面に見えた。
酒以外の持ち込みは自由なので、うちらは伊勢丹の地下でお弁当を買って食べましたとさ。
御苑でしばらくのんびりした後は、新宿ピカデリーへ。
話題の名作「アーティスト」を観ました。
モノクロのサイレント映画。
いやいや、とてもいい映画を観ました。
ハリウッド映画の対局の映画ですね。
前に邦画とハリウッド映画の違いについて読んだことがある。
日本人はだいたい同じような価値観の民族なので、すべてを言わなくても「わかるでしょ」というところがある。アメリカ人はひとりひとりがみんな違うから、言わなきゃ絶対にわからないと言うところがある。
なので、邦画はあまり説明せずに「のど元」までしか表現せず、日本人以外にはわかりにくいモノが多かった。
対してハリウッドはこれでもかこれでもかと表現過多になると。
今回の「アーティスト」はサイレントで、本当にたまにだけセリフが字幕で出るだけ。チャップリンのサイレントとは違って、普通に役者たちはしゃべっているのだが、それがなんだかは音も字幕も出ないので想像するのである。
そのため、場面場面での登場人物たちのやりとりや心情を想像力を働かせて観る必要がある。逆に言うと想像する楽しさがある。しかも通常の映画よりも深く入っていけて、サイレントだと言うことも忘れて楽しんでいた。エンディングもとても良く、見終わって楽しい思いの残る映画だった。音楽もとても良かった。
ということで、早速アマゾンでサントラ盤CDをポチった^^。
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